投資信託の仕組みや種類、特徴についてお話ししてきましたが、実際何を基準に選んだらよいかわからない人も多いと思います。その為本日は投資信託を選ぶポイントについてお話ししたいと思います。
投資信託の過去記事についてまだの方は下記よりどうぞ
梅茶漬けちゃんは投資信託買うことを検討しているみたいだけど目論見書や運用実績ってみている?
もくろみしょ?あ~なんか説明書みたいのだよね。サラッとみているよ!
サラッとね。。見てるならまだいいか。目論見書や運用実績を確認することはとても大事だから。ポイントを教えるね。
目論見書
投資信託を選ぶ時は必ず目論見書を読みましょう。
下記がチェックするポイントです。
✅何に投資をしているか
✅運用方針や銘柄選びの基準
✅どんなリスクがあり、そのリスクに対してどんな対応をとるのか
✅どんなコストがいくらくらいかかるのか
✅どのくらいを利益を出しているか
✅分配金の支払方法
✅インデックス型かアクティブ型か
目論見書はどんな商品を運用対象にしているのか、かかるコスト、分配金など書かれた資料です。その投資信託の方針や特徴を知ること大事です。
運用実績
運用実績は投資信託の履歴書です。これまでの値動きや純資産総額の変化などを知ることができます。
騰落率
対象期間内の運用成績を知ることができ、基準価額が何%上昇下降したかを表したものです。
分配金を全て再投資した場合の騰落を年表であらわしたものをトータルリターンといいます。
純資産額
投資信託にどのくらい資金が集まっているかの目安になり、純資産額が多いほど安定した運用が可能となります。
目安としては最低30億円以上あるといいかな。急激に減っている場合は要注意だよ
販売手数料、信託報酬、信託財産留保額などの手数料
販売手数料はノーロード(手数料なし)のものがおすすめです。
信託報酬もできる限り低いものを選ぶようにします。
シャープレシオ
リスクに対してどれだけのリターンが出ているかを表す数値。
数値が大きいほど少ないリスクで大きな利益を出していることがわかる。
シャープレシオ=リターン/リスク
0.5~0.9 普通
1.0~1.9 良い
2.0以上 とてもよい
なるほど!見方が少しわかってきたにゃ!選ぶときのポイントにしていくよ
意味がわかるとそんなに難しくないでしょ。目論見書は更新されるからその度にチェックしていこうね。
まとめ
私は選ぶ際特に大事にしているのは純資産額と信託報酬などのコストです。長期間投資をするわけなので途中で投資している商品が終了となってしまうのは避けたいし、コストを出来る限りするくなくするのは将来のリターンに差がでるからです。ポイントを抑えて安全に投資できる商品を選んでいきましょう